すのこベッドとは?特徴について
そもそも『すのこベッド』とは、床板が「すのこ」で作られたベッドのことを言います。
日本は湿気が多いので『すのこベッド』はカビ対策として人気のあるベッドです。
売れ筋ベッドなのでデザインも豊富にあります。
ベッドは金額的にも大きなお買いもの。一度購入すると何年も何十年も使える場合もあります。
選び方で失敗しないためにも
すのこベッドの特徴やメリットもデメリットをご紹介します☆彡
すのこベッドのメリットは通気性の良さ
床板の木が格子状になっていて湿気を逃がす構造の“すのこベッド”
主に人の寝汗を吸い込んだマットレスや布団の通気性をアップさせることで、カビや雑菌の繁殖をおさえてくれる役割を発揮してくれます。
カビや雑菌などはアレルギー・喘息など原因になるので過敏な人や抵抗力の少ない人におすすめです。
また部屋の中で洗濯物を干す習慣のある人や、
湿気がこもりやすいマンションやアパートなどの集合住宅にも最適です。
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すのこベッドのメリットはカビ対策
- マットレスを乾燥
- 布団を干す
- 除湿シート
- ベッドメイキングをしない
- パッドやシーツ
通気性の良さでカビが生えにくいメリットがありますが、絶対にカビが生えないわけではありません。
実は、すのこに一度カビが生えてしまうと。。。取り返しのつかないケースが多いんです。
“すのこベッド”にもカビ対策が必要なんですよ。
結論からいうと“すのこ”をじめじめさせないというのがポイント。
ずらして置いたり、上下をひっくり返して空気の循環をさせましょう。
すのこベッドの上に布団を敷いてる場合は干すのがベスト
床板とマットレス(布団)の間に除湿シートを敷くとカビ予防になります。
掛け布団や毛布で密閉状態になるとカビが生えやすい環境になります。
マットレスや敷布団の上に何も置かないことで乾燥をうながしましょう。
マットレスに湿気が届かないように、ベッドパッドやシーツで湿気対策をしましょう。
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すのこベッドのメリットは夏に快適
すのこベッドの床板の通気性が良い。
他のベッドに比べて
布団やマットレスもカビにくいと共に、風通しが良いので夏でも心地よく眠れるという利点があります。
すのこベッドのメリットは香りが良い
すのこの材質によりますが、ひのき・きり・スギ・パイン材など木材で作られています。
木の香りは心地よく、寝ている人の気持ちをリラックスさせてくれる効果も期待できます。
すのこベッドのタイプ別の選び方
“すのこベッド”には大きく分けて二つのタイプがあります。
折りたたみベッドと据え置きタイプのベッド
メリットとデメリットが大きくわかれるのは、折りたたみのベッドの方です。
移動や持ち運びも楽で引越しの多い人にもおすすめ。
また折りたたむことでベッドの下の掃除がしやすいのもメリットです。
ふたつ折りや三つ折りにできるタイプは部屋の中で布団を干すことも可能です。
狭い部屋を有効活用できるのでワンルームの人にも良いかもしれません。
ただ、
折りたたむタイプはキャスター付きが多く安定性が悪い場合があります。
個人的な意見では、
全部の部分ではなく2箇所だけにキャスターが付いてるタイプの方が安定感があり良いかなと思います。
キャスター付きのデメリットは
寝返りを打つことでフローリングや床を傷つけやすいこと。
板を一枚かませてみたりコルクマットなどを敷いてみると良いかもしれません。
シンプルでスタイリッシュなインテリア家具【CASA HILS】
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すのこベッドの材質について
-
大まかに使われる木材は4種類
- ひのき(檜)
- すぎ(杉)
- きり(桐)
- パイン材
虫に強い性質で防虫性や防腐性があり、強度が高い素材です。
ヒノキの香りにはリラックス効果もあると言われています。
杉の木材は安価で手に入れやすい。湿気の調節機能にすぐれています。
桐は軽くで湿気につよい特徴をもちます。
移動が楽んできるので折りたたみなどに最適です。
パインには他の木材と比べても平均的に通気性や耐久性があります。
「フィトンチッド」と言う独特の香りにはリラックス効果があり。
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すのこベッドの寝心地
床板が格子状のすのこは、
基本的に、硬い寝心地が好きな人にはおすすめです。
ですが、
ふんわりした寝心地にこだわるなら、薄いマットレスや布団は不向きと言えます。
少し厚みがあったり、高反発マットレスなどもオススメです。
マットレスによって、すのこベッドでの寝心地は大きく変わります。
自分にあったマットレス選びが必要になってきます。
すのこベッドの季節によるメリット・デメリット
通気性のよさから人の汗など布団にとどめにくくカビ対策にもなります。
夏は快適に過ごせるのがメリットです。
冬は下からの冷気が伝わりやすく、寒さが気になるのがデメリット。
マットレスや布団でカバーしたり、
床と床板までの高さがあると底冷えは少し軽減されるかもしれません。
失敗しないベッドの選び方について
すのこベッドの特徴やメリットもデメリットをまとめてみましたがお役に立てそうでしょうか?
自分の生活スタイルによっても
ベッドのタイプや素材、使う人によっても選び方は色々あります。
インテリアの中でもベッドは失敗したくない重要な家具。
良質な睡眠をとるためにも自分にあった上手なベッド選びが大切です☆彡