朝起きて腰が痛いなど、体がだるかったりしませんか?
人は睡眠のために約三分の一をベッドや布団の上で過ごします。
起きたときに体への負担など何かしら影響を感じるなら、マットレスが自分に合ってない可能性が大きいのかもしれません。
腰痛が改善できるマットレスの選び方のコツをまとめてみました☆彡
腰痛の人の失敗しないマットレス選び方
年齢・体型・生活環境よっても違いが出てくるのですが、寝ているときの腰痛の原因は大きくわけて三つあります。
(1)血行が悪くなっている
(2)背骨や筋肉に負担がかかっている
(3)ストレスを感じている
人は寝ている間に寝返りをうつことで、ある程度の血行や骨盤のずれを改善するそうです。
起きたときに腰痛や体の不調を感じる人はそれが上手く出来ていないという事。
また寝ている時にリラックス出来ているかも重要。
疲れを取るはずの睡眠で反対に疲労感があるならマットレスが原因になっていると考えられそうですね。
腰痛に悩む人の理想的なマットレスとは?上の(1)(2)(3)を改善してサポートしてくれるマット選びが必要となってくるわけなんですよね。
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体をサポートするマットレスの見分け方
- マットレスにフィットしている
- マットレスの厚みと反発性がある
- 通気性が良いこと
背骨や筋肉に負担がかからないことが大切。
マットレスと腰の間に隙間が出来ないものが目安になります。
腰が沈み込み過ぎているマットレスだと腰に体重の約半分くらいの重さがかかってしまいます。
腰が浮かず体がゆるやかなカーブを描くマットレスが理想。体の一部だけに負担をかけずに体重を上手に分散させる事が重要なんですね。
厚みのない薄いマットレスでは、体が一直線になってしまいます。
寝ている時に肩甲骨や骨盤あたりの筋肉に部分的に負担がかかり過ぎると、腰痛や肩こりの原因になりかねません。
必要な厚みは8cm以上あるのが理想的。
体重・体型によって変わりますが、
硬すぎるマットレスでは血行が悪くなり手足がしびれるなどの症状が出る可能性が。
またマットレスが柔らく、厚みがありすぎると体が固定されて寝返りが出来ずに凝り固まってしまいます。
こちらも血行不良の原因になると言えそうです。
なので、
マットレスの厚みと反発性が必要なんですよね。
寝心地は快適で目覚めはスッキリですか?
大人の場合、寝ている間にかく汗の量は、約コップ一杯分(250ml)実は夏よりも冬場に寝汗をかきやすいのだとか。
通気性がわるいマットレスだと寝心地が悪くストレスで体が緊張状態になります。
それが原因で、また寝汗をかくという悪循環になり目覚めも悪くなってしまいます。
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今、お使いのマットレスで、
寝苦しく通気性を改善したいとお考えなら
対策として除湿シートを使って様子を見てはどうでしょうか。
※マットレスのカビも予防してくれておすすめです。
マットレスの選びの注意点
有名ブランドのマットレスだから。高い寝具だからと言って腰痛に効果があるとは限りません。
大切なのは自分の体にフィットすること。
個人の感想はそれぞれ違いますが、腰痛の人が購入したマットレスの口コミやレビューは参考になると思います。
私も妊娠・出産をしたあとに腰痛になりましが、対処の仕方が分からず放置して、とても辛かったです。
そんな時に寝具が原因かもというレビューを見てマットレス選びって大切なんだと感じましたよ。
『腰痛の悩みは腰痛の人にならえ』って感じですねw
どんなマットレスがあるの?
マットレスの種類は大きく分けて4種類あります。
(1)低反発マットレス
(2)高反発マットレス
(3)ボンネルコイルマットレス
(4)ポケットコイルマットレス
何にでも、それぞれメリットやデメリットはあるものです。
ただ腰痛を改善したい人には
(2)高反発マットレスと(4)ポケットコイルのマットレスがオススメできそうです。
(1)低反発マットレスと(2)高反発マットレス
(3)ボンネルコイルマットレスと(4)ポケットコイルマットレス
それぞれのメリット・デメリットを比較して検証してみました。
低反発マットレスor高反発マットレス
低反発マットレスは柔らかく体を包んでくれるようなソフトな寝心地がメリットです。でも腰痛の人にとっては体が沈み込みがちになってしまうのがデメリット。
体が沈むと、およそ半分の体重が腰やおしりにかかってしまう事になります。
腰回りが痛い、だるいの原因はここですね。
しかも、
マットレスはある程度の反発力がないと、体が歪んだまま固定されてしまい腰痛や肩こりなどの改善方法にはなれません。
高反発マットレスは低反発よりも硬めでなので最初は寝心地が悪いと感じるのがデメリット。
体重を分散してくれる効果を『体内分散』といいます。
高反発マットレスは腰や肩などに集中して掛かることなく、この体内分散ができやすいと言われています。
背骨から腰骨が立っている時と同じ“なだらかなS文字形のカーブ”の姿勢を寝ている間も描く事が出来るんです。
また、
ある程度の反発もあり体が沈み込まないので寝返りも打ちやすいということです。
ボンネルコイルorポケットコイル
最近のベッドはスプリングのマットレスがとても優秀です。
良くできているスプリングにも使う人によってメリット・デメリットや寝心地の好みつきもの。
また
長持ちさせるためにマットレスを立てかけたり、向きを変える時に重いと腰に負担がかかるのでマットレスの重量が軽いものという基準で選ぶのもありだと思います。
ボンネルコイルマットレスの特徴ついて
スプリング状のコイルをそのまま連結した物が1つのユニットになっていて適度な弾力があり硬めの使用感が特徴
スプリング全体の面で身体をささえる為。
ベッドで寝ているというより、畳の上で布団を敷くような感覚なので、沈み込みが少なく寝返りがうちやすい。
連結しているので耐久性が高めなのが一般的です。
通気性にも優れている連結コイルは、空気が通りやすく湿気やカビの発生がおさえられるメリットがあります。
ポケットコイルマットレスの特徴について
スプリングが一つ一つ不織布のポケット(袋)につつまれているのが一般的。
コイルが独立している独立構造のため
腰痛になりにくい体内分散にすぐれていて、体型や寝ている姿勢など身体にあわせてフィットするのが特徴です。
コイルが一つずつ独立しているので横揺れに強く振動が隣に寝ている人に伝わりにくいメリットがあります。
一つのベッドで仲良く寝るカップルや夫婦など家族向けとして最適です。
コイルが袋に包まれている分、通気性に問題ありとされてきました、選ぶときにはベンチレーター(通気口)ついたものがベストかもしれません。
腰痛で悩む人でも体重が重くてコイルが沈み込んでしまう不向きな人もいるので要注意です。
結果どんなマットレスが腰痛の人に向いている?
同じメーカーやブランドでも、
ボンネルコイルやポケットコイルの中には『ソフト』『レギュラー』『ハード』や厚型・薄型があったりします。
マットレス選びは寝る人の寝心地の好みにも左右されます。
やわらかめが好きな人もいれば畳に布団を敷いているような硬さを求める人もいますよね。
最近では腰痛に悩む人が多いための特殊なマットレスもあるんですよ。
選ぶときには保証期間のあるマットレスがベスト。
そして重要なのは、
マットレスの特徴をよく知りメリット・デメリットを、ふまえた上で自分の寝心地を考慮してセレクトすることが大切です☆彡